若田光一さんは、Jaxa(日本の宇宙航空研究開発機構)理事に就任が決まりました。
宇宙飛行士では初めてのことです。
若田光一さんは、これまでにも宇宙に関係する仕事で、日本で初めてと言うことを成し遂げています。
【挫折と向き合って得たもの。その先にあったきぼう】
子どもの頃から宇宙飛行士に憧れたことを話す若田光一さんですが、決してエリートではなかったと言います。
幼少時代は早起きしてクワガタムシの採集に出かけるような活発な男児だったようです。
小学校時代から野球に夢中になり、高校時代には高校野球を目標に頑張った経験があることも明らかにしています。
地方大会ではベンチの外でスタンド応援だったことも隠さず話すところが共感を呼びました。
若田光一さんは「今、できることを着実にやることをモットーにしてチャレンジを続けた」と話しています。
人生は思った通りにはいかないことを、学生時代に経験しています。
そういった時に「今、自分が最善を尽くせることは何か」を行動した人物です。
小学校から野球が好きで、一生懸命に頑張ってきた少年には悔しかった経験を話せる若田光一さんの心の大きさを知ることができます。
大学に進学すると航空工学を学んだようです。
1992年に宇宙開発事業団(現在は宇宙航空研究開発機構)に応募して合格ました。
若田光一さんは子どもの頃から夢だった宇宙飛行士のチャンスを手にしたことが嬉しかったそうです。
【夢を叶えられた理由とは】
若田光一さんは日本人で最多となる4度の宇宙飛行を果たしています。
その道のりは決してエリートではなかったと言います。
JAXAやNASAで宇宙飛行士になるために、たくさんの宇宙飛行士たちが切磋琢磨しています。
宇宙飛行士の資質とは?
- 知力
- 体力
- 精神力
これらを鍛錬していくと7つキーワードを習得できるようです。
- 想像する
- 学ぶ
- 決める
- 進む
- 立ち向かう
- つながる
- 率いる
宇宙に行けば密室状態で決められたメンバーと過ごします。
想定外のことも起きるかもしれません。
あらゆる状態においても職務を全うする究極の職業が宇宙飛行士と言えます。
私達の身の回りに起きることに重ねられるスキルですよね。
- ストレスにどのうように対応していくのか?
- 目的を達成するためには何をすべきなのか?
- 良質な人間関係を築きたい。
- 想定外の事態があった時には、どのように対処していくか?
若田光一さんは宇宙飛行士になる訓練が始まった頃は、専門用語が飛び交い、英語のスピードについていけなかったと言います。
「今の僕は戦力外だ、泣きたい気分でした」と当時の事を明らかしています。
求められる資質の訓練は長い期間を経て、選抜されたわずかな宇宙飛行士が宇宙の現場に出ていきます。
高校時代に経験した時にも、「今できることを着実にやることがモットー」と行動したように、とにかく続けたようです。
そして夢立った宇宙に4回、行くことができたと言います。
【若田光一さんがどんな人からも愛される理由とは】
若田光一さんはハードなスケジュールをこなしています。
その日々の中でも笑顔を絶やさない人柄は、どんな人からも愛される人物と高く評価されます。
折れそうな心を自ら奮い立たせて、自分を信じて努力を続けたとキラキラした笑顔を見せる若田光一さんです。
その行動力は子ども達の心に、明かりを灯し続けます。
宇宙飛行士という職業を全うした今後は2018年4月、JAXAの理事に宇宙飛行士で初めて就任しました。
これまでの数々の実績で、いろいろな国の人々と豊かなチームワークを作り、英語とロシア語を使いこなし、日本ならではの「和」の精神でまとめ上げたことが世界の人々から愛され、高い評価を得ることができました。
【最後に】
私は、宇宙飛行士という職業に憧れを持ちます。
それは、宇宙に行ける唯一の職業という理由と、訓練で磨かれる高い人間性に興味を惹かれるからです。
人生においてチャンスや成功は、人との出会いを良質な人間関係に変えられることがポイントになると思います。
自分を信じて今やるべきことを継続することが大切と頭ではわかっていても、なかなか行動に移せないときに自分の弱さと向き合います。
若田光一さんの言葉は子どもにもわかるように話していますが、大人になったからこそ大切にしたいエッセンスがつまっています。
JAXAの理事としての職務の中で、また私達に宇宙の話しを聞かせてくれることを期待したいと思います。
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プロフィール
名前 若田 光一(わかさ こういち)
生年月日 1963年8月1日(51歳)
出身地 埼玉県
職業 JAXA(日本の宇宙航空研究開発機構 理事)
所属 JAXA(ジャクサ)
最後まで読んで下さってありがとうございました。
りおさより